2005年 02月 10日 ( 1 )

衝撃のシーンは今や。/CS再more放送中ガンダムSEED16話

キラブログだってのに最近この有様。キラのことちょっと書こ。
と思いまして、一昨日のSEEDから(CS再再々…放送中)本放送当時私にとって、大問題の16話、例のフレイさんと同衾事件発覚のお話を見たので少し。

本放送の時は、フレイに引きました。
15歳で、色仕掛けかい!って。
ちょっとフレイの心情について行ってなかったというか、キラ大事だったので、父を助けてくれなかったってキラだけの責任のように攻め立てた彼女を分りたくなかったというかで、ほんと喰われた(笑)大ショック!!と思ったものでした。

逆にキラは仕方ないんじゃ?と同情的に当時も思ってた。
女に縋るなんて!とかは思わなかったし、据え膳なら喰うだろ男はとかも思ったんだよね。
まあどっちにしろフレイを悪者に見てたな~と思い起こしました。

あの時のキラの心情は”藁をも縋りたい”だったと思っていたので、仕方ないかな、と衝撃には折り合いをつけたものです。
コーディネーター故の孤独、差別・親友との決定的な決別・望まない戦い、恐怖、周囲の過度な期待、そして孤立。
自分がいないとAAは堕ちてしまうとの周囲からのプレッシャーと思い込み。
そういうのにキラは囚われていて、誰も助けてはくれず。

でもキラも自分を奮い立たせるため、自分を見て欲しいが為「守れる」という言葉を安易に使ってしまった。
その時はフレイを落ち着かせ、安心させるための真摯な言葉だったんでしょうが、感情的になっていた結果が、守りきれず。自分もフレイも皆も少なからず傷つけたことに。
そういう色々な彼の内面は誰もわかってはくれなかったから、ああいった体当たりには彼女がどう思ってようと縋りたかったと思うし(憧れていたらしいし?)。
それにキラがフレイに抱きしめられたりキスされたりしたことを戸惑いつつもどうして受け入れたのかっていうのを少し考えました。

キラは幼少時代からハルマさんとカリダさんという養父母に甘やかされ、スキンシップをたくさん受けて育ってきたんだと思うんですよね。
毎日、ギュって。それこそ大きくなっても父母にされてきたんではないかと。彼にとって抱きしめられることは一番の安心で無償の愛を感じる行為だったのではないだろうか、と想像しています。
だから苦しくて自分に頼るものもなく逆に頼られてしまっている、けれどそれが孤独を生んでいた状況だった時、自分が認められた瞬間を、今まで苦しくて仕方なかった戦いの色々な不条理なことを、他でもない父を救ってくれなかったと責めてきたフレイからのスキンシップだったからこそ、キラは驚きながらも嬉しかったと感じただろうと。
自分は報われるのではないかと勘違いしたんですかね。
無条件に自分を受け入れてくれたと感じても致し方ない状況にあったし、実に自分勝手なんですが、そう思い救われたかったんではないかと思います。

でそのことが自分はこれまで十分やってこれたという驕りと、自分はコーディネーターで他の人より優れているから、出来ないことはない,何にしろ認めてくれる人がいる、その人は自分のために失いたくない、といきなりバクゥとかとの戦いは積極的になったり。

戦いたくないと思いながらも様々な状況下自分の望まぬ方向に流されていく心情を本当の意味で分ってくれる人がいなかった時に縋らせてくれた、自分を受け止めてくれるからと思い込んだキラも。
自分を無条件に庇護してくれていた自分の世界の絶対だった父を亡くして、身近の強い者を手に入れて保身を図りあわよくば父の仇を自分に代わって討ってくれればと考え、キラが精神的に弱りきったところにうまく入り込んだフレイも。
一度目の交わりできっと打算的なお互いに気づきながらもそれには目をつぶって、いや、気づかない振りをして始まってしまった二人。

そんな風に一昨日は感じながら、問題の(笑)致したらしい二人をようやく落ち着いて見れたわけです。
でもこれがキラの「守る」って言うことに対するトラウマを決定付け更に大きくした出来事なんだよね、とも思い出したりしたお話でした。
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by inazuma-pikari11 | 2005-02-10 01:52 | キラ様