ガンダムSEEDDESTINY #16「インド洋の死闘」感想

今回のお話は、戦闘シーン満載でしたね。
やっとガンダムらしいというか、戦争らしくなってきたというか。
しかしこの戦争の中に、今日登場の主だったキャラクターが考える”正義”が見えてきたような気がします。言い過ぎだけどね良いようにさ。(そして今回のお話はこの後の回へのミネルバ内アスラン対シンの対立への布石でしたね)
次回の予告でも使われていた”正義”という言葉から少し考えたことを交えながら感想を書いてみました。


■地球軍はわかりやすい
連合はユニウス7事件以後、コーディネーターの殲滅、という大義名分に向かっていてわかりやすいですね。カーペンタリア攻撃の基地拠点を造る為に島民の強制労働ですか。それについて同盟を結んだ政府は文句も言えない、というところかしら?でも一市民まで全てがコーディネーターを排除したいとは思ってはないようです。
しかし、その基地の守備隊30機を借り出してまで、ミネルバに仕掛けるネオ。勿論ロゴスの崇高な目的のため、その正義のために動いているのでしょうが、今回の行動は早計だなと感じました。本人はあまり自覚していないという様子でしたが、レイの乗っているミネルバである、ということに無意識の引っ掛かりがあるように見て取れました。今のところレイよりもネオの方がよりレイの存在を気にしている、という印象。この感情が彼を揺さぶっていくんでしょうか。

さて、3人組ですが、
アウルのように口ではどういってようが、ネオに「生かされている」とも言えるので彼が3人の”正義”なんでしょうね。しかし、その関係は上司と部下って感じよりどうも親子というか家族のよう。
陽気な仮面父ネオ、長男真面目なオクレ兄さん、天然電波系ファザコンステラ長女、毒舌ヤンキー末っ子アウル、となんとまあ生活能力皆無なご一家ですが、ネオで繋がっているせいか、いざという時には協力体制もバッチリでしたね。仲間意識が強くてそれは一つの武器になる、ミネルバの連中とはえらい違いだしそういった横の繋がりの対比をしているのかもとも思います。
何にしろ、目的意識がハッキリしている分ひょっとすると彼らの方が強いのではと思います。
でも30機も出てきてやられちゃうのは、お粗末さま、でしたよ?(それだけシンとアスランが強いってことか、つうかタリアが初め2機しか出さないのにびっくりでしたが)
そうそう皆さんのブログで(笑)よくお見かけする「ステラかわいいよステラ」私もとうとう賛同だなと思いますが、私としてはステラより「アウル黒いよアウル」な感じです。見てくれからのギャップがツボですね。彼は自意識過剰で戦闘に快感を得ているので、ブロックワードでギャフンと言わされるときが楽しみでなりません。(って期待してる自分が黒いよな)

■アスラン
今回は不殺は貫かないんだね。ちょっとショックでした。
それに、MSのことは分らんけどあんなに変形繰り返してエネルギー大丈夫かハラハラした。
というか、初めからシンと連携組む気あったの?命令しとけよ先に。
あとオクレ兄さん翻弄はしてたけど撃退、まではいかなくて「腕オチタノ?」と不覚にも心配してしまいました。まあ、ネオと2機相手はちと辛かったかも、ですが。
はい、ツッコミはこの辺にして・・・
タリアに敵は「地球軍ですか」と聞いてましたが、オーヴだったら戦わないつもりだったんですかね。ちょっと微妙です。
一戦闘員として、ザフトに復帰したのだから戦うことが現在の彼の職業。(どのくらい給与もらってるか気になる、すいません主婦の感覚が…)いくら自由裁量の幅があるったって4人しか居ないパイロットの1人、戦わざるを得ないし「今回は止めときますわ」なんていえる雰囲気でもないっしょ?(ほらアーサーがいつもにらみきかせてるし~対抗心バリバリだ!けど、今回もオトボケ、タリア姐さんにツッコミされてて、可愛いやつ)
今回は「私も残念ながらこの戦闘は不可避だと思う」とのことで自ら出撃を決めましたが、今後どういう判断で戦うか否かを決めていくのかが不安になりました。
先の大戦では軍の命令に従うのが正義で、平和への近道だと信じていたアスラン。
その後色々体験してその道を違えて今があるのですから、アスランの和平を求めてプラントに渡ったという、彼の持つ”正義”は?
それはシンにいった「力を持つものなら、その力を自覚しろ」=使い方を誤るな、ということで力は正義ではなく、使う者の意志一つでただの暴力になると諭したわけですが。だからアスランもその正しい使い方を模索しているんでしょうか。

議長の狙いがどこにあるか、若いパイロットたちに先見の目や物事の根本を考えて戦うことを教えるためにも彼をミネルバに入れたのなら、出来すぎだと思うのですが。
しかし、アスランは議長に言いくるめられて「力」を得たといっても過言ではなく、彼もまたどのようにして自分の考える「平和」や「理想」にアプローチするのかがまだ見えないようで、流されているような気がして何かしら不安でたまりません。

■シン
あからさまなアスランへの反抗。
潔いというか飾らないところは私としてはグッジョブ!シン。
なんでかというと、アスランてば恵まれすぎ。少し人間関係揉まれて身近なところからも自分のありようを考えて欲しいから。
シンは、前に犬属性かも?と書いたことがあるんですが(レイに対してそんな感じだったから)違うね、猫だわ。アスランに対して毛を逆立てて警戒してる、オーヴに亡命してまた理由も言わずにザフトに帰ってきてそれもFAITH、どんなに強くても認められないと思うもの。
そういう、自分には白黒解りづらいものを受け入れられない、これは若さだと思います。それが反抗や、一人出すぎた戦闘になってしまう原因かな?
軍人だし、命令に従って敵対関係にある軍が攻めてきたら殲滅は当たり前、それが任務(まんま昔のアスランだね)。敵機が自分を狙ってきたから、これを撃墜することで生き延びることが出来る。そしてそれが彼の栄光になる。
大局は読めない一兵士で、撃墜数とか自分の行動で助かった人が居たという成果がある、という目の前に見えるものが”正義”であるしか信じられない、本当に未成熟な戦士なんでしょうね。
だから、島民を虐殺した地球軍は許せなくて、抹殺する。自分の過去を重ねて。
自分の戦いが”憎しみ”から出たので、その連鎖にまんまと嵌ってしまっていて、見ていて辛い。
最後はアスランに引っ叩かれても叩かれたことの意味さえ分らない。
どうして自分が島民を地球軍の抑圧から解放したのにたたかれんとイカンのじゃ!って。敵だからやっただけ、結果がいいなら構わないじゃないか!なんで?というシンでしたが。
シンを成長させていくのはアスランだと思うのですが、彼の戦いへ向かわせたきっかけをやはり知らずには、シンを本当には分ってあげられないでしょうね。どういったエピソードがあるのかを期待したいのですね。
(個人的にはやはりキラとカガリが彼の過去の哀しみを昇華させるのに一役かって欲しいですが)

■名もなき島民たち
地球軍の残骸を一瞥していましたが、民間人な彼らにとっては主義主張より自分たちの生活が一番なので、シンの行動はその瞬間は感謝したでしょうが過ぎてしまえば、地球軍と変わらないもので憎しみにかわるのだと思います。そんな民衆の動きも今後描かれるのかなと思い期待度UPでした。

さてここからは、いつもはDESTINYを見ないファースト~ZZ&Vガン、ターンA(所謂富野ガンダム)びいきなダンナが、今日初めてSEEDシリーズを鑑賞しながらしたのツッコミの数々。(SEEDの知識ゼロ)
①(ステラを見て)ん?クエス・パラヤがいるな。
②ザク二機発進の掛け声の後「ドボン」って…どんな発進だよ。
③(インパルスとガイアの戦いを見て)ん?フォウとカミーユか…。(ガイアは)強化人間か?
④アウルがネオに「お前も大物はおとせてない」を受けて突進した直後
「初めからアビスの狙いって潜水艦だろ?なんで守れないんだよ、ザク2機!おいおい」
⑤アスランがシンをぶっ叩くところにカブって
「殴ってなぜ悪いか!」「親父にもぶたれたことないのに!」
①以外は代弁ありがとうございました。

さあ!来週はAA側に議長?
待ってました。AAの方針決定、という回でしょうがキラたちが何を考えて行動していくのかをちゃんと描いて欲しい。
それからアスランとシン、何を語り合うのかな?
楽しみに待ちたいと思います。





  
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by inazuma-pikari11 | 2005-02-05 23:59 | destiny感想
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