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見直してみるもんだ/ガンダムSEEDDESTINY#1より

今週の放送が総集編ということで、お先に一人「フライング総集編祭り」ということで1話の「怒れる瞳」を見ました。

いや、見てみるものですね。
冒頭でシンとその家族が逃げ惑うシーンがあって、その後シンだけが運よく助かりますが、その避難する予定だった艦隊の将校がシンを助け起こすところ。
その将校ってあの、カガリを連れ去るフリーダムに寛大だった「トダカ一佐」(当時の階級はわかりませんが)なのね。
CVも同じだし、どう見ても顔がトダカ氏でした。
これってやはり伏線なんですかね?シンとのかかわりが?
今後(#14以降)も出演機会があるのかもと、期待してしまいました。

さて、一話を見直した理由のひとつは議長でしたが、
カガリがどうだったっけ、っというのも見所でした。
#15でキラに、政治家としての引導を渡されてしまった感があったので、初めはとても威勢がよい雰囲気で色々息巻いてたはずで政治家としての顔はどうだったか、と注意深く見ましたが、
「プラントの議長に隠密で会見を求めたのは、大西洋連邦との話し合いの時に圧力を掛けられ、自分の発言は通らず(もしくは発言できず)侮られたため、自分が動くことでその案件についての確約、もしくは進展した約束を得て見返したかった。」
為なんですね、やはり代表として名も実も欲しかった、という先走りがあったかなというところ。個人的な感情で動いてしまってるわけだ。これは既にまずいですな。
しかし、議長には
「他国を侵略しない、他国に侵略を許さず、他国の争いに介入しない、というのはわれわれも同じ、そうであれたら一番良い」
それは「力なくばかなわない」という持論の展開に圧倒されたり、反論できずにうろたえたり。
そして、カガリが会見を求めてきてたことも、「何を怖がっているのか」と。
見抜かれていたわけですよね、政治家としての手腕やらカガリの立場や考えやらを。
窘められちゃって・・・あ~あ。

それは「姫」とわざと呼び扱うことでどうにも、カガリは政治家としてより、姫としての国の象徴であることを理解しといた方がいい、といってるわけで、それに気づいてないカガリもかわいそうな感じ。
その上、そんなカガリに付き従ってきたアスランも、カガリの代表としての力量に期待してる、というか信頼を置いている、というところで、この話を見て#15の冒頭の「カガリは首長会を抑えられなかったのか!」とくるわけだ、と改めて思いました。
カガリとアスランはオーヴ政府で真っ向対決してきて、世界のために頑張ってきた、って力んでいる感じで真面目にやりすぎて、まわりも見えないというところかな?
だから少し斜めに構えて情勢を見てた虎やマリューさん、キラたちとは意見が異なるんだろうか、と改めて感じたりしました。

しかし、議長。
「強すぎる力はまた争いを呼ぶ。」
「争いがなくならぬから力が必要。」
平和を維持するのは結局力、ということですな。
しかしながら、ガンダム強奪はその力を蓄えていたがために起こったようですが。これがいまのところ、議長の予定外、な出来事なんでしょうか?でもこれによってアスランを手駒にできたんですよね。策略張り巡らせてそうですよ、まだまだ。
一話当時ではわからなかった、議長の権限ですが、この後次第にわかってきて、どうやら軍部に対しての人事も自由(シンをインパルスのパイロットにした)で、FAITHも自由裁量、ミネルバには直に命令を出せる、とか国防委員長はまるきり無視かよ?な現在の議長ですが、プラント内部でも、持てる自分の「力」を有効に使い外交でも「力」を見せ付けていますが、前作のラクスの言葉を借りるならば、「思いだけでも、力だけでも」の「思い」の部分はまだ見えてこないな~何が議長の中に潜んでいるんでしょうね、オソロシヤ~。

さあ、明日はどのあたりをプレイバックしてみようかと考えています。
by inazuma-pikari11 | 2005-01-27 01:20 | destiny感想
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