ガンダムSEEDDESTINY35話「混沌の先に」感想

まずは、「生きてたよ!」そりやそーか…
キラ!
よかったよかった!キラ。つうか・・・機体は核爆発なの?
コックピットは上部だけどその腹の辺りって特有マークがあった様に思うのですが。
ザフトって人口少ないからさ(日本よりは少子化問題も深刻かな?)パイロットを大事にして脱出システムとかも凄いのが(こういう表現しかできませんが)付いていて、核爆発に耐えられるとか?水中なら爆発の威力も少しまし?←この辺のことは分かりません。
とにかく、アバンタイトルはアスランの「キラ~~~」でOPと思ってたのを、AAとフリーダムのその後もあったのでちょっとびっくり。なんかAAのメカニック人数って多くなってる?モルゲンレーテからスカウト?合流したオーヴの兵士たち?人手不足は以前よりましそうでした。
しばらくAAとキラは退場かと思ってたので何はともあれ安心です。

では感想です。

■シン
またもや仲間から絶賛の嵐の中帰艦、彼も嬉しそうです。自分の力(とレイの導き)で今一番強いとされるMSを討った、そして仇をとったことに満足。
現在、「力」こそが全ての正義への道、と思い込んでいるからですが。
一人自分を褒めてくれない人、アスランにはカチンと来てる。
「仇はとりましたよ、あなたのもね」と挑発。

シンは、自分を認めてくれる人を欲しているのだと思います。
家族、ステラ。それを失くしてしまった今、レイが自分の力を認めてくれた、それは「力」の部分だけだったかもしれないけれど、その認めてくれたことがシンには支えになっているんだと思う。
思春期にああいった形で親を亡くして単身プラントにいて、人のぬくもりを欲して生きてきたと思うんですよね、だから自分を認めてくれることに弱いと。
アスランの実力は認めたのに自分を認めてくれない、見てはくれたかもしれないけど、と思っている。だから「自分のやり方を認めて」と前々から訴えていたんでしょうがすれ違い、こういう形に歪んでしまったのだと思いますね。まあ自己中心なんですけど、自分を叱ってくれる人もいなかったでしょうからシンの今の状態はなるべくしてなったかな、と思ったりしています。

■アスラン
「キラキラ」言い出してナンボが帰ってきましたが。AAの偽爆発に「そんなバカな」なのでキラは死んだと思っているでしょう。
キラの行き着きたいところを知っていた、そして軍の大義あれ命令となら個人的に仇を討つことも迷うことなく太鼓判を押された状態でできる以前の自分のようなシン。
「キラはお前を殺そうとはしていなかった、何時だってアイツはそんなこと」
殺す意志はなかったキラを殺したのは殺人に値する、と言いたかったのでしょうね。
「あいつに討たれなきゃならない理由などない」
戦争だから戦わないといけない、戦争がなければ誰も戦うことはないのに。
と言いたかったのかもしれません。
でもシンには通じない、「俺が討たれりゃよかったって言うんですか」
もう平行線ですよね、この二人。
アスランはシンの態度にガツン!(殴打)でしたけど。この二人一度やりあったほうが分かり合えると思う、私的な喧嘩は軍人はご法度でしょうけどもうそんなのどうでもいい2人だしね(軍人らしくない行動多いって)。みんなも止めないでやらせればよかったのにと思います。だってこのシーンはアスランのシンに対する「キラを理不尽に殺された」ということに対しての拳、シンがステラを殺された、と言う個人的な恨みを持つ感情と似てる。アスランは殺そうとは思ってないでしょうが、誰かを害すればそれを悲しみ殺されたことを憎む人がいる、それをシンが体で分かる所だったんですよね。そして、アスランも憎しみの連鎖は誰にでも発動するものなのだと、その感情をどうすればいいのか、やはり力で対抗してしまった自分を後で思い知るところだったと思ったんですが、残念。ルナマリア・ヴィーノ・レイらに止められてしまいました。
「力」を持つ者は何を背負わねばならなかったのか、アスランはシンに何度か説こうとして通じませんでしたが、これで決別かな。機会を失ったようですね。
そこに割って入るレイ。ザフトにいる限りは命令に従うのが当たり前、と正論を言われてやっとラクスの「ザフトのアスラン・ザラ」と呼ばれたことを思い出したの?でしたが。

アスランはあまり自覚のないうちに以前の自分をトレースしてしまっていた。考えはキラに近いのに組織に巻かれることによって道を失った、議長にしてやられたのかもですが、やっと明けてきそうですね長い夜が。FAITHの証を除けていた、こんなものがなくてもできる、と決心したのかなと思わせました。

■レイ
軍人として正論を吐くんですよね、そういう風にしてシンの疑問すら感じさせないような手管で手中に収めたんですが。
レイにとってもキラはクルーゼの仇。自分の代わりに自分の手を汚さずに抹殺終了。
軍の大義名分がある限り、AAやフリーダムを攻撃したことは正当化される。でも本心は、「何が敵かは人によって違う」なんですよね。戦争と言うものを利用してクルーゼを殺したキラであり、自分の過去のキーであるロゴスでありを敵としているのでしょう。
議長と明確な関係は分かりませんが利害関係は合致している、でもこの人は今後も大化けしそうですね。議長はレイを自分の『手駒』と考えているかもしくは『運命共同体』と考えているか分かりませんが、議長の獅子身中の虫のような気がしてなりません。
しかし、キラを始末できたと思う中、今度はアスランを、と思っているかもしれないですね。人道的な正義を吐き自分の周りのものを惑わす原因となるものは邪魔になってくると思いますから。

■混沌を作る議長
「演説」効果はやはり民衆へのロゴスへの個人攻撃をうまく導いたらしい。
自分はこれからの意志を表明しただけ、真実を語っただけ。それに反応した民衆は己が勝手にしたこと、と転嫁できますもんね。
想像通り暗殺、テロが横行。そんなことも予測していて民衆の目をそらしているうちにザフトは軍備を着々と進め、世界は余計秩序ない世界になりそうな予感。
議長って何が目的なのか、世界の「やり直し?」。
コーディネーターと言う存在は化け物だと誰が言い出したのか、と言うようなことを言って当初の戦いの根本的な思想の違いによる衝突すらぼやかしてたけど。
コーディネーターであることでコーディネーター同士が自由に愛し合えないことは悪しきものだとも考えているようなので、ナチュラルをも従えて未来のないコーディネーターの道を拓くつもり?とかも思う。コーディネーターの存在をいいように思ってないのではと思うのは気のせいかな?とにかく自分のチェス盤の上では、チェックメイトに近づいているようです。

■キラとAAの人たち
ああ~医師によると「傷もそう深くない」そうです、キラ。ほんと?核爆発なら急性放射線障害確実だよ。コックピットは大丈夫なのかな?でも水入ってきてたけど。まあ細かいとこはいいか(いいのか)
両手の包帯に萌え、シーツの下はどんな感じ?とセクハラかいと言う目で見つつ、キラも「フリーダム」を失った痛手は大きい。
ラクスから預かったもの、と言う認識もあるだろうし、「想い」だけ残り「力」をなくしてしまったことへの落胆も強そう。
で、「アレを落とされちゃったら僕は」ということになるんでしょう。
彼も「力」は今は必要だと感じていて自分を過信していたんですかね。
そんなことを知らないネオ(=ムウ?)は「ざまあ見ろ」一度会ったシンの印象を語る。
「あったことあるんですか?」と興味ありげなキラですが、キミの横に罵声を浴びせられた方もいますが・・・。カガリ一回あっただけじゃねーだろ、シンとは。
キラはシンと一度あったけど、ザフトだという認識はないので分からなくてOKなのよね。
このやり取りでキラは自分が機体をなくしたことは責めたかもしれませんが、シンの事は個人的にはどうこうと思っていないみたい。戦えば自分を恨む人も出で来るだろう、「力」を持ったら避けられない。そういう部分を向けられていたことをきっと戦闘中分かったし、許す許さないもないんでしょう。戦争が悪い、ということを知っているだろうし。
今後、キラとシンの道が重なれば、このキラの態度はシンにどう映るかな?

マリューさんですが、自分の大切な”ムウ”はもういない、と無理やり吹っ切ったみたいですね。そして逆にネオのほうが気になりだした、というところかな?
ロゴスの私兵だったネオ、意に沿わぬ命令も受けていたようですからAAにいることで刺激され金色のムラサメになんか乗りそうな、そんな妄想が・・・・。どうでしょうかね?
諦めきったマリューの心も溶かす”不可能を可能にする男”復活なんでしょうか?私としては別人でいて欲しいです。

■新しい力
事態を見かねてとんでもないことをはじめた、と自嘲気味の議長がおりてきましたが。
戦争をなくす「ロゴス」を排除するという演説に感動したシン、自分の持つ「力」でそれを叶えられると確信するデュランダル信者。おーい、大丈夫か?
戦争をなくすといったはずなのに戦う必要のない「AA/フリーダム」を討つ指令に納得いかない、疑惑のアスラン。
握手一つさえも対照的、そして示された新しいMSの存在も、タイムリーすぎ。どう考えても用意周到な様子に嫌悪感。
大量兵器をもたなくてもいい世界、と反していく。
新しいMSに歓喜するシンは、自分の有用性を認めてもらったと有頂天。
この不快感を来週はとうとう離反することで迷路を抜け出すようです、ほんと長かった。やはり36話なのね、アスランの転機は。

■その他もろもろ・・・。
・白のクィーン・・・ええ?台詞なしかよ?ドムってラクスの陣営には似合わないなあ。で、その資金源は?主婦としていつも金銭問題を気にしています。
・白黒コンビ(イザ・ディア)・・・この人たちは議長の演説の重大さが分かっているよう。今後の布石に出てきたかな?頭が爆発しないうちにアスランとかラクスとかと合流、ってことはないでしょうか?かなり期待。
・タリア・・・大義名分をあたえてくれてるので個人的な感情は撃ち殺している様子。最近出るたびにため息多くなってきているよう。何か次に不条理な命令があれば切れそう。
・アーサー・・・あまり物事を深く考えないの?というかタリアの副官でしょ?艦長の考えや憂いを察しろよ!ってそれができない朴念仁だから好きなんだけど。
・アスラン、この期に及んでミーアに「ラクス」はねーだろ!(怒)
・議長ってアスランにレジェンドやる気だった?嫌味か?アスラン離反も思惑のうち?
・シンとアスランが議長に呼ばれている間一人のレイ・・・。この人の不気味さってなんだろう。やはり最後にはこの方がでてくるんですか?

次回
思い切りネタバレなタイトル、おいおい。
つか、やっと。
メイリン?貴女姉を出し抜くため、自分の印象を持たせるためにアスランを助けるんじゃ・・・ないよね?


最後にもう一度、キラは無事でした。よかったよ~。

そして、HPの相方へ。
アスランがようやく長い闇を抜けるのは確実、おめでとう。この際誰と抜けてもいいじゃん。脳内で自分の好きな人に変換せよ!

以上!
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by inazuma-pikari11 | 2005-06-19 01:40 | destiny感想
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