ガンダムSEEDDESTINY28話「残る命散る命」感想

何とも、複雑な気持ちを植えつけられた話だったと思うのは私だけでしょうか?
大体私の視点がキラに入れ込みすぎるのでこうなるのかもしれませんが、リアルタイムで見終えた時は、「キラ…(泣)なんでセイバーを。」でしたね、ぶっちゃけ。
で、キラの気持ちを考えながら2回目を見ました。
今日の感想は80%キラ、10%アスラン、その他10%な割合のキラ語り、キラ至上?なものになると思います。

■アスランの逡巡
キラやカガリに会って話をしたことが彼の迷いをまた深くしたから、そんな気持ちで戦場に、命のやり取りをするような場に出れば必ず・・・。と思っていましたがやはり逃げるしかないね、あんな気持ちじゃね。(しかし回想はキラとハイネ・・・カガリはまたないし・・・)
オーヴのムラサメを撃つのにもカオスにまでも躊躇し始める彼。でもミネルバの危機には黙ってられず、シンがカガリを撃ったことにフリーダムがシンを狙った行動にとうとう、という感じで間に入りました、が。
けれど彼は、キラには言葉が通じる、本気で掛かってくることはないと思っていた、のでしょう。
でも言わせてもらうとね「オーヴに帰れ」って凄く彼らの行動を理解してない言葉なのよね。
だっていくら「国家元首を今まで連れ出してごめんね」とか言ってAAが帰れるわけないんだもん。もうこの言葉自体、おかしいのよ。彼らが動いた根本を理解しようとしてないんじゃ、と思わせるから。でも始めは、ザフトにいたら自分も力を得てオーヴを同盟国として助けられる、と思ったからザフトに入っちゃったんだよね、情勢を読めなかったというか、修正をきかせられないというか、今はデュランダルマジックに掛かってるからね~。激しく考えもプラントより「仕掛けてるのは地球軍だ」ですから。でも彼には大義名分があるんですよね、自分が戦う意味も軍人だから。
しかし、カガリといた2年、オーヴで暮らしたことはアスランにとって割りと簡単に捨てられるものだったのか、とも思わせるんです。

■キラ「撃ちたくない、撃たせないで」といったはずが。撃ったよ、セイバーをよ(爆)
キラの行動がもうずっと理解できないことが多いんですが。
カガリを連れだしてからこっち。
今回も、カガリを促して戦場に来たわけです。出撃すればカガリのナイト。
AAには、自分が剣を持たなくても戦える、ラクスとカガリがいて。その二人を守るために存在しようとするキラ。辛辣に言えば私情のみで戦っている人、とも言える。
だからかキラにはこの戦争に対して明確な自分の意見は見えないし言わない(これはアスランも一緒、まだはっきりと言及してない)んですよね。どうしてなんだろう、といつも思いながら見てます。フリーダムをアレだけ操る力があり、カガリやラクスのコネクションもあるし、自分の明確な意志があればそれに向かって先頭に立っていけそうに思うのですが、彼にはこの戦争に対してどうしたいのか分からないまま?という印象が強い。(それは私達に考えて欲しい、と制作者に振られているのかもしれませんが。)
キラが世の中に出ることは、ジョージグレンの二の舞になる可能性がある、だから彼は裏方でいなけば、だから自分はサポート役を買って出ている、のかとも思うのですが。(議長が絡んできたらその辺のキラの秘密がどのあたりの認知なのかもわかるか?)
だから今回の戦いもカガリのサポート。そしてカガリに仇をなすものは徹底抗戦(不殺)ですが。
カガリを撃ってきたシンを行動不能にしようとして向こうが先にタネワレ、かわされて驚いてましたが(でも多分これでシンが自分と同類だと感じたのではと思います)。そこにアスランの邪魔。
しつこく邪魔をされて今までの鬱憤めいたものが爆発したようにも思えたセイバーへのタネワレ。(ええ、アスランのことがよっぽど頭にキタのかあっさり種割ったな)

リアルタイムで見たときには引きました。キラ(泣)なんで?って。
でもキラは私情で戦っている人でもある。カガリを応援したい、ラクスを守りたい。
そしてアスランも、元々オーヴでカガリを守りたくて、亡命していた人という認識がキラには強くあったのだと思います。その上、例の結婚前の手紙でカガリの国への想いは十分理解している、そしておそらくは最後の血縁者でもあって。だから考えはカガリよりだし自分もオーヴの国民なわけで、戦ってはならない。という理念を理解している、先の戦いもどうして自分は戦ったのかを踏まえているだから、『戦争』を否定し、戦争という事象を止めたいのだと。そういった背景をアスランは分かっているはずなのに、あまつさえ指輪を渡した奴がカガリを裏切りやがって、みたいな私情はあると思います。だからこそアスランの行動は許せないと思ったんですよね。
「この戦闘も犠牲も仕方がない事だって。全てオーヴの責任だって、カガリの責任だって、だから君は討とうというのか」
これを言われた時は狼狽していましたがアスラン。そう、アスランは自分の力を証明する何かを得たくてザフトに戻り、敵だと言われたオーヴと仕方なく戦っている。仕掛けたのは向こうだと言って。その上、カガリがしっかりしないからこんなとこに出てきてるから俺はオーヴを戦ってるんだぞ、ということをあの夕日の再会で言っちゃってるんですよね。【責任転嫁してるんだよね、戦う理由をそっちが作ったって】それを指摘されたわけ。
だから、キラがああいって、「そのつもりなんだったら、カガリには邪魔(つか前の戦いで何学んだんだ?)」という極論に達し「なら僕がキミを討つ」と前作の再来に、それも今度はキラから仕掛ける結果で「討たせないで」は帳消しに。これって!(不殺だったけど、アスランには信じていたものも一緒にバッサリ切られたと思うな)でもそれほどの怒りだったってことよね。

はあ~キラ。でもでももっと話合おうよね。まあ、むこうも聞く耳ないだろうがね。
迷い、狼狽隠せず反撃もしなかったセイバーの手足モニター(頭)をバッサリ・・・
はぁ~(無言)どんな気持ちで、アスランを、セイバーに刃を向けたんだろう、ちょっとショックで。
よく言えば、アスランに目を覚まして欲しい(ラクスが狙われたり偽者がいるプラントに肩入れしてるキミがおかしい的な)といった鉄拳なのか、超私情相俟ってカガリを泣かした、一番に理解して欲しい人が理解してくれない男への身内の制裁だったのか・・・。少し理解に苦しみつつ今頃、キラは激しく落ち込んでいるのかもとか考えると萌えてたりしますが。
でも、オーヴの艦隊が沈んでいく時とか、カガリの説得時、とか戦場の混乱を見たときの表情が恐ろしく無表情でなんか、不安なのです、個人的には。

ところでセイバーはMIAですかね?(やっぱセイバーの最後はフリーダムがと当たったのは嫌なこと)
ラクスが助けてたりして(ナイナイ)ああっ、ミーアか。ミーアが助けるかもな(もっと違う)。

■オーヴ軍
2度目にカガリの介入は、無駄な命を落す結果になったと思います。実際。
でも、ただ地球軍の言いなりになって無駄に死んだか、オーヴの理念を胸に「分かっているけど止められない立場であった彼ら」の非情な運命をカガリに見守ってもらいつつ死ねたか、意識の違いはオーヴの理念は忘れていない、カガリには後を期待している、ということになったので、トダカ曰く「どこかで見ていて欲しい」の望みは叶い少しは彼らにも立つ瀬があったのでしょうか。
しかし、この戦闘の結末をカガリは今後どのようにするのか、ですよね。泣いている場合ではなくなったのですが。是非、剣を取らずに動いて欲しいと思うのです。OPを見ているとAAを飛び出しそうな気もします、が?

さて、トダカは地球軍には戦ってみせ、ユウナの言うオーヴの力を世界に示すこともできたが、国の理念は守れず、その責めは全て負ってトダカは殉死。
これが今後あの馬場一尉(でいいの?なんか思ったより階級が↓で驚いたり)
(↑ご指摘を頂きまして、この方はムラサメのパイロットだそうで、トダカ氏に思いを託された方はアマギ氏だそうです。(そうよね、よく考えれば分かるって私。)訂正しておきます。(5/1 02:03追加)
とかがオーヴ国内で非戦活動をする、もしくはAAに力を貸す準備をしていく、ということになるのでしょうか。
しかし、オーヴ軍を壊滅させたのがシンとは、やはり想像通りで皮肉なものでした。

■シン
種割れると、凶暴化するのは、ちょっと。何か今時のキレル子供を意識?と怖いですが。
そこまでせんでもいいだろう、と思う場面も多々。いつものことですが。
やはりトダカを手にかけてしまい。
SEED#49のマリューがナタルを撃った時の複雑な気持ちが蘇りました。
シンは、オーヴと戦うと知った時にトダカと敵対する可能性は考えたでしょうが、きっと自分が殺めてしまったことは一生気づかないのかも、しれません。
しかし、アビスも。一瞬ステラと同じ強化人間だ、とよぎったので何か彼なりの思いが、アウルへと働くのかとも思いましたが、えらくあっさり。
私情を挟まない、という所はアスランとの比較になっているのでしょうが、でも後味悪い、なんだかトダカを討ったのも、ちょっと悪役チックに見えた(描かれていた)今日の主人公でした。

■その他気に掛かったこと
・ネオの「アウル」の呟きはやはり非情な指揮官ではないという人間性を感じさせましたが、この方もどうなるのかしら・・・失敗の責任とか。オクレ兄さんだけになっちゃって、手下(いや、生きてるけどステラ)補充が用意されてるの?
・ミネルバ・・・AAを敵艦と認定。そうでしょうとも。
・シン対キラがもっと見たかったとか。何時お互いを認識するか?
・ミネルバはアスランがやられるとは思ってなかっただろうね。はは、これで前作のキラと同じで枷がなくなったよ、アスラン。はっキラの狙いそれ?
・ユウナは今後どうなるんだろう、相変わらずだろうな。バカ殿およびでないよ。


次回はまた!総集編なの?なんかSEED#28のフェンス越しのアスキラがあったけどさ。
でも、レイが拾われたとこもあるみたい。
分かっているのはデュランダルが大貫氏作画で、ひょっとしたら30分議長の語りかもしれん、という濃厚な回かもという・・・。楽しみにしていいのか?
まあ、今回も濃厚だったから、ワンクッション置くのもいいかしら?

などと。また見直したら新しくキラへの思いが溢れるかもしれません。後日。

↓腐女子思考(アスキラ)、今回の叫び(反転で)やはりキラ擁護。
アスランのヘタレ!戦闘中の悩み回想は全部キラ、だってことはやっぱカガリはまた眼中にないんだからさ。なのに早くキラを迎えにいく、もしくはあそこでつれて逃げないからアンタ堕とされたんですよ!恋人のくせに~(失礼)何時までも煮えきらんからキラの逆鱗に触れて撃墜されたんだって!自分の身から出た錆だ!海の中で頭冷やせ!

以上アスキラな思考でお届けしました。
[PR]
by inazuma-pikari11 | 2005-04-30 23:57 | destiny感想
<< 交響詩篇エウレカセブン#3「モ... どないせぇっちゅーねん! >>