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ガンダムSEEDDESTINY27話「届かぬ想い」感想

今回は話があまり進行しなかった割には、サブキャラたちが活躍、というか更に話に入ってきたという印象です。
議長・ジブリール・ネオ・ミリアリア・ルナマリア・・・。
アーサーもいつもより台詞が多かったし、と。
見所はありました、私的に。

■灰色な議長
黒か白か、まだ判断がつきかねないお方ですが。
私的には、今日の議長は最高でした。たった一言の台詞がもう!
「奴らが離れたのは幸いか、ラクス・クライン、キラ・ヤマト
ええこの台詞の限ります!何時絡むか、と心待ちにしていましたが、来たね~!!
それも「奴ら呼ばわり」これはなにか、恨みっぽいものを感じます、クルーゼとのつながりがありそうな議長ですので、何か重大な情報なり、を持っている、もしくは個人的な感情もある、という呼び方だと思いますので。嬉しい限りの台詞まわし。
これで、アスランを自分の陣営に入れ込んだのは勿論政治がらみだろうけど、腐女子的にも二人を離す策略だったと大妄想。

まあ、キラがらみはこのあたりにしまして、やはりラクスを偽者として処理するように命令。前に襲撃したのは議長ではないように思っている私ですが。
端末ではデストロイのデータを既に端末で見てたり、とクルーゼを思わせるような行動。やはり黒なのか?
でもこの方も平和に尽力するために色々画策していると思いたい人物でもあるのでさあ、今後の動きがとにかく楽しみです。

■ネオとジブの会話
ネオ、なんで戦う羽目になったんだろう、と毎回出てくるたびに思うようになってきました。
一応自分の直属となるジブリールのお小言も流し気味、この人は職業軍人、という立場で任務に忠実な、温情ある指揮官というのがベースなんでしょう。色々秘密もあるんでしょうが。
亡くしてしまったと思い込んでるステラの飼ってた?熱帯魚とかを引き継いでみたり弔い合戦とか言ってみたり。ステラと再会できた時にはどれだけ喜び安堵するんだろうか、とか。なんだか回を重ねるごとにこのネオにはいい人イメージが沸いてきますね。だからいい人すぎて、結末が怖いな~と。
しかし、ジブリールのコーディネーター嫌いって、徹底してる。ミネルバがヒーロー化してるという事が気に入らないのはわかるが、「コーディネーターが本心からナチュラルに手を貸すわけがない」と、もう妄信してるという雰囲気で。ロゴスにとってはコーディネーターは存在する限り、戦争のネタとして在り続けると思うのですが、これほど畏怖と憎悪を感じているジブリールは殲滅希望なわけで、今後も何をするかわからない、という怖さを感じました。

■ルナマリア
やはりタリアの命令でピーピングトムでしたか。
しかし、どうやらキラの「あのラクスクラインはなに?」から始るミーアの件については隠蔽?ということですね。
女は不実を許せない傾向が強いんですが、彼女もそんな感じ。
アスランへの嫌疑は晴れないのか?という質問なんて、「ミーアのことを知っているのに、おかしい」と本当は言いたかったに違いないと思ったり。
その場にいたルナはアスランがスパイかどうかなんてわかったと思うからね。
でも、このスパイみたいな行為をしたことによって、アスランへの疑惑も、議長・ミーアへの疑惑も湧いただろうし、逆にAAへの興味も出てきたのではないかと。
彼女も「戦争」を真っ向から考え自分のこれからの行動に悩み決断する、そんな時が近づいてきたみたいですね。

■シン
ステラは薬の影響と揺り籠抜き生活のため瀕死に追いやられていくようですが。
彼女を助けるのに今一番早いのは、地球軍に彼女を返すことなんですよね。
プラントなりザフトにいても、研究対象とか実験対象なら、彼女がもう一度敵として現れても返すほうがなんかいい気がしています。
そこまで命令違反とか、せっかく近くにいて護れる立場にいるので、そういうことはしないかな?でも期待していたりします。

■諜報合戦?
ミネルバの行動が完全に読まれていたのって、民間人にまぎれてる髭の露店のおっさんとか、まあ色々仕込んでるんだろうけど。
始めにも書いた様に議長がデストロイのデータを持ってたところから、ロゴスのジブリールが知らない所で、ユウナ、ネオ、議長なんかが暗躍でもあるのかと疑ってみたりも。
しかし、ユウナのバカ殿。
地球連合に組してミネルバを撃沈できればオーヴの名が上がるときましたか。
部下に刺されないようにしないとね、オーヴ軍はウズミの理念を守り通すことを誇りとしていたようですので。

■ミリアリア合流
待ってたよ(泣)
「エルスマンは振っちゃった」ときましたか、ということは付き合ってたのかよ?と突っ込んだりして。ディアッカ!がんばれよ、つか追っかけて来い!!
それにしても垢抜けたようで、しっかりしたお姉さんというイメージに。ラクスとタッグ組んだらなんとなく最強っぽいような…。
カガリに「どいて、あなたにはやることがあるでしょ」
と辛辣に聞こえるハッパは、国民として期待しているよ、と言う意味に取りたいです。
SEEDでも「オーヴは私の国よ」といって戦うことを決めた彼女が、今度は「世界も皆も好きだから写真を取りたいと思ったの、でもそれが全部危ない。だから護るの」
これはAA側の意見と似通っていて戦争が「悪」とした考え方なので、とても成長したなあと感じました。でも、彼女を合流させた決め手はアスランの煮え切らない態度だろうなあ、と思います。

■キラ「だから君は行かなくちゃ」
アスランに言われたことにまだへこんで迷っている風のカガリにキラが背中を押す台詞でしたが、確かに正しいかどうかまだ判らないうちに始めてしまった感のあるAAの介入は今回もまたオーヴ軍を止める方向で動くようですが。
オーヴを戦わせてはいけないとカガリはMSで出撃して、けど応戦できなくて自分の国のMSが無残に撃墜していく姿を呆然と、そして嘆きながら前回は引く羽目になりましたけれど。
彼女には覚悟が足りなかったのか、国の理念を遵守してくれる国民を信じるが故に自分が立てばどうにかなるかと思ってたのかもしれませんが、それも叶うことなく信じていた恋人?なアスランにまであんな形で理解してもらえず、結局裏切られたんですよね。
ミネルバにはアスランがいると知ってしまっているし、オーヴは自分の国。彼女の苦悩は増えるばかりでしょうがしかし今度は虎のムラサメもいないし、自分の身は護らなければいけないと、思うんです。その覚悟はあるか、不安でなりません。
彼女の行動はシンに言わせれば「キレイ事」でしょうが、何とか活路を見出してほしいなとも思います。
そんなカガリに身内特権かナンかわかりませんが厳しいキラ、キラはカガリには戦わせるつもりがない、その覚悟はキラにはあると思います。AAに掛かってくる攻撃は多分フリーダム一機でどうにかする気じゃないかと、私的には気が気でないんです。
AAの目指す道は模索中、でも憎むべきは「戦争」であるという考えを貫いてほしい。
タリアにもというかザフトにもテロリスト扱いな彼ら。四面楚歌になるのかなあ?

■その他気に掛かったこと
・スティングはステラの記憶がないようでしたが、アウルは「大事なことを忘れている気が…」と。
ブロックワードで錯乱すればするほど、"揺り籠"効果は↓なのかな?ステラもシンを覚えていたみたいだし。
・AAをバックアップしているのは、もと中立の国々?もしくは何か組織がある?キサカ登場なのか?
・エターナルって!やっぱダコスタ以下もと虎ファミリーが管理してたのね。しかしダコスタは復隊してたの?服が…緑ザフトだったけど。
・ミネルバがオーヴ艦に攻撃されたミサイルは・・・なんでしょうか?詳しい方教えてください。
・アーサーって砲撃を受けても被弾しても「ええっ~」って。何とかせんかい!でも愛しいなあ。

今回、シンもアスランもいいとこなし。
今後は議長とラクスが話を動かしそうな予感。


さて次回…「残る命、散る命」って。
誰かお亡くなりに???
シンが2度目のタネワレ?キラも自由にタネワレ。アスランは…どうでしょうかね?
ストライクルージュとフリーダムのツーショットに「双子なんだあのパイロット二人」となんだかやけに感動してしまった今日でした。
by inazuma-pikari11 | 2005-04-24 00:28 | destiny感想
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