ガンダムSEEDDESTINY23話「戦火の蔭」感想

今日の話はとにかく見所もありましたし、戦闘シーンは見ごたえがあったし。
一人一人の台詞は少なかった方だと思いますが深いメッセージが込められているなあと感じました。
フリーダム祭りだったし・・・(微妙だけど)
私は毎回言ってますがキラびいきですので?正直今回のフリーダムの活躍は、複雑です。
振り返ってみた時には痛く感じました。

では感想ですが、今回はAA側のキラ・カガリ視点での感想が殆どです。


■カガリの視点
オーヴにいたときには父の理念を守り通すことと、オーヴの国土を護ることに板ばさみになっていたために偏った考えに支配されていたかもしれない彼女。
同盟を結んだ後も理念を貫けると思っていたらしい?
キラの辛辣なツッコミ「同盟を認めちゃったのはカガリでしょ?」「(カガリが残っていれば避けられたのマリュさんの台詞を受けて)同じだったと思う」「あのときのカガリには止められたとは思わない」の3連発は、キラだから言えたカガリへの言葉と思いますが。(これを聞いてまたキラがどこか遠い人になったような感じもしましたが)政治家としての彼女には相変わらず厳しいなあ・・・キラ。
キラの終戦2年とカガリの終戦2年は全然違う視点。
代表とその国に住む住民。その視点は戦中のカガリとシンに似ているのかと。
キラは冷静に見つめていたのかもしれない2年間で、カガリには国民の一人として訴えたかったかも?と。
ただ、キラはフリーダムやAAと言った自分の考えや力を具現できるものを持っていますので、行動に出られたと思いますが。
そういわれて、 オーヴが参戦するとの情報にカガリのこれまでの凝り固まった考えからグローバル視点に変換されたことは、これからの彼らの立場を象徴するものとなったと思います。
「はじめは小さな火を・・・」ウズミさんの言葉ではないですが、カガリも「ホントはもうどこも誰もこう戦うだけの世界ではいけない」「少しづつでも間違えてしまった道を戻らなければ」という彼女なりの考えが導かれたのだと思います。

■「発進してくれキラ」、「だから頼むキラ」の台詞の重さとキラの覚悟は
キラはとんでもない重責を担ってしまったと思いました。
対話なしのミネルバへの攻撃。
カガリを護る守護神フリーダム。
種ワレをコントロールして襲い来るMSに対しては徹底した不殺。
戦闘を混乱に陥れ、身勝手に攻撃対象を変えたり護ったりするAAとフリーダム。

ミネルバのタリアの台詞ではないですが
「まったく何がどうなってるんだか、戦闘を止めたいだけの?」
といった引っ掻き回しただけの介入は、地球軍にとってもオーヴのとってもザフトにとっても結局痛み分けになっただけ。これではこの不消化で意味のない、被害だけが出た戦闘の帳尻が合わない、と言った負の感情をフリーダムがこれからは一身に背負うことになると思います。
アレだけ派手に立ち回ってしまえば、混乱を呼んだ勝手すぎるAAやフリーダムを憎しみの対象にしてもおかしくないと。
そういったことがわかってキラは戦っていたかはわかりませんが、インパルスもアビスもガイアもグフも一撃で戦意を削ぐ方法で当った。
これは今後自分を狙ってくれ、と言ったことにもなりうるな、と思いました。
フリーダムは1機で戦局を変えられる、今回のスエズ沖の作戦規模の軍隊なら一機で落せるとも。そういう力を見せ付ける為にも「出来るだけやってみるから」と言ったのかもしれませんが。(勿論戦闘を中止させたい、オーヴが引かないのでそれだけが目的となってしまったんですが)
混乱を招いたという責任は、今後厄介者と狙われ、邪魔だと憎まれ、それでもキラは自分の追求にしたがって戦わねばならない一歩を踏み出したのだろうか、と。カガリもそれをキラに背負わせたのだろうかと思いました。(双子萌えでそれはそれで私は嬉しいんですが。痛みを分け合う二人でいて欲しいので)

■しかし、混乱が新たな戦火と憎しみを生むとは考えなかったのか
カガリの説得が失敗に終わる、と言う予想はカガリ以外は考えていたかもしれません。
キラは淡々と「もうだめだ。残念だけど」と言ったり、こうなったら彼女は打てやしないとわかっていた行動からもカガリのバックアップ体制は話がついていたんでしょう。すぐ虎も出たし。AAも目標はしっかと決めていたようですし。
カガリは代表として、オーヴ国民はウズミの遺した理念を守りたいと願う意志があれば、戦闘を停止できると信じていたと思います。
しかし、一度結んでしまった同盟や出撃してしまった軍を引くことはオーヴの国がどうなるか、を考えていたのかな、とも思わせるし、また説得に失敗してしまった時は、キラが戦闘を終息させる、とのことだったんでしょうがこれで生じる混乱こそが戦争をややこしくすると、考えていたかどうか。もしくはそれが狙いなのか?
とても複雑な戦闘への介入で、私にはAAのこれからの考えがわかりかねます。
しかし、カガリは大局を見る者として、キラは実働部隊としての視点で戦争のない世界へと、戦うべきものは戦争自体であると、その姿勢で今後も戦うのでしょうね。

■カガリの涙
オーヴがもうウズミの唱えた国ではなくなったことに、絶望したのだと思います。「人としての精神の侵略」「命じられるままに戦う国」に成り下がってしまったので。
彼女は最後までそうさせたくなくて、その思いでおこしたこの戦闘への干渉だったでしょうが最後まで望みを捨てずに、「ウズミ・ナラ・アスハ」の子「カガリ・ユラ・アスハ」を宣言して努力をしたことは、実りはしませんでしたがこれからの彼女を成長させると思いますし、思いだけの部分からどのように脱却して実らせてくれるかを期待したいと思いました。

■混乱の蔭
キラの介入による混乱は、ガイアと戦っていたハイネが受けた、と言った感じですね。
とばっちりと言うか。
ガイアのステラが死に直面しそうになって豹変してしまったし余計。でもフリーダムの一蹴りで・・・!強いなあ相変わらず。
ハイネはお亡くなりになってしまいましたが、フリーダムが原因となってガイアが止めを刺したこと、これは今後に影響するのでしょうかね。
アスランが現場にいましたから。

アスランにはキラの行動がわからないと思います。
体制に巻き込まれているパイロットだから。軍という組織にいて統一された規律の中に自分を置いているとイレギュラーなこのキラの介入は、はた迷惑で邪魔なだけでその上親近感を持ち始めていたハイネを間接的に撃墜して、身勝手に去っていく。
アスランが「何と戦うのか」をまだ模索していてそれでも、コーディネーターの敵、ナチュラルを討っている。議長に戦争の蔭にはロゴスと言う営利集団がいてそれが戦争の根だと言われても結局今は一兵士で使われているだけで、「戦争」と戦っているわけではない。
だから身内を殺されたと言う発想になると思います。
これが今後、またAA側と敵対する原因かもですね。
望む世界は同じなのに、すれ違えばどこまでも平行線なのかもしれません。
でもセイバーだけはフリーダムも手出しせず。戦っていなかったから?あれ??
しかし、通信を繋ぎたいなら努力が足りませんね、アスラン!
でもそのもどかしさは萌えでした。

■その他気になったことやツッコミを一言で
・ガイアとの戦闘で見せたグフの戦法、犬の調教に見えた。
・「ザクとは違うのだよ、ザクとは」・・・!そうきたか、使ったかその台詞
・ユウナはカガリの戸籍上の夫?あらら?
・トダカさん早めにクーデター起こしませんか?
・ネオの乗っていた戦艦を見てキラが「・・ん?あれは?」え?何なのその気付きは?
・ユウナ「わが国混乱の最大の原因」=AA&フリーダムその通りですよ?もっとしっかりとしなよ、その事実は貴方を守りますよ、きっと。
・虎ムラサメ派手・・・キラとは違って向かってきたのは討つのね、がっくり
・シン・・・?いたっけか?(失礼千万)

今日の一番の萌え所
アスランの最後の台詞「キラ」でした。黒い黒い。

と言ったところで次回はアスラン・キラ・カガリ・ミリアリアの再会なわけですね。
言い争いを期待します(え?)

では。
今日はまだ微妙な気分ですからまた後日補足すると思います。
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by inazuma-pikari11 | 2005-03-27 00:56 | destiny感想
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